こんにちは!夏休みも残りわずかですね。
夏休みの宿題で、一番最後に残りがちナンバー1といえば…
そう、読書感想文や作文!!!
教室で生徒からも、読書感想文めんどくさいよ~という声をききます(^^;)
今回は、『読書感想文がまだ終わってない…』という中学生向けに
簡単に読書感想文が書ける方法をお教えします!!!
お子さんが読書感想文で悩んでいるというおうちの方も、ぜひ参考にしてみてください♪
STEP0:まだ読み始めていない人へ
まだ本を読み始めていない人は、本を読みながら、
【気になった部分】
【印象に残った部分】
に付箋をつけるなどしていこう。
STEP1: まずはメモをつくろう!
本を読んだらいきなり文章を書き出そうとする人がいますが
読書感想文が得意でない人には、あまりおすすめしません。
理由は、
①何も書けずに悩む時間ばかりが過ぎていく
②書いている間に文章がまとまらなくなる
からです。
まずはメモで文章の構成をつくります。
読書感想文だけでなく、何かのテーマで作文を書くときも同様にメモをつくってから書き始めましょう。
メモを書くことで、自分の考えを掘り下げていくことができます。
掘り下げていくと書くことが増えます。
「もう書くことない…」となってしまう場面に出くわしますが
今書いてあることをもっと掘り下げることで解決しますよ!
そのポイントは『なぜそう思ったのか』です。
では詳しく見ていきましょう♪
STEP2:メモの書き方
メモにもいろいろな書き方があります。
例えば、読書感想文のメモはこのような内容で書いてみましょう。
①この本を読もうと思ったきっかけ・理由
・どこでこの本に出会ったのか。
・なぜこの本を読もうと思ったのか。
自分と、この本のつながりを書きます。
「表紙に惹かれたから」「あらすじを読んで面白そうだと思ったから。」「先生に勧められたから」など、きっかけや理由はいろいろありますよね。
次に、なぜそう思ったのかを掘り下げます。
・なぜ表紙に惹かれたのか?(どこにに惹かれたのか。)
・なぜあらすじを面白そうと思ったのか?(どこを面白いと思ったのか。)
・なぜ先生に勧められた本に興味を持ったのか?(どこに興味を持ったのか。)
②この本のあらすじ
この本を読んでいない人に、どのような話なのかを説明するために、あらすじを書きます。
自分で書くのが難しければ、下の【5W1H】を使って、あらすじを組み立ててみましょう。
・いつ
・どこで
・だれか
・なにを
・なぜ
・どのように
5W1Hを全部使う必要はありません。
読書感想文の字数が400字程度と短い場合は、あらすじが長くなりすぎてはいけません。
なるべく簡潔にまとめましょう。
③印象的だった部分
印象的だった部分をいくつか書き出します。
そして、なぜ印象的だと思ったのかを掘り下げます。
例えば・・・
・新たな発見があったから
・感動したから
・共感したから
・違和感があったから(自分だったら違うなと思ったから)
こういった例が挙げられます。
④この本を通じて考えたこと
この本を通じて、自分が考えたことをまとめてみましょう。
例えば・・・
・〇〇のことを初めて知った。⇒〇〇について、どう思ったか。どう感じたのか。
・□□という考え方に共感した。⇒なぜ□□に共感することができたのか。
・△△は、自分は違うと思った。⇒なぜ、どういうところが△△と違うと思ったのか。
STEP3:さあ、文章を書いてみよう!
つくったメモをもとに、文章を書いてみよう。
基本的にはメモの順番①~④で組み立てていけば大丈夫。
文章が書けたら、1番最初から読んでみて、変なところがないか確認しよう。
とくに接続詞(文章と文章をつなぐ言葉)に気を付けて読んでいこう!
本の選び方
図書館や本屋さんに行って、膨大な本の中から自分読みたいの1冊を見つけるのは結構大変です。
読書感想文でよく選ばれれている本は、学年ごとにネットで検索すればすぐ出てきます。
・文学作品
・人気作品
・戦争などテーマのある作品
などなど、さまざまな項目ごとに載っています。
あらすじも大まかに載っているので、自分の興味のある本を選んでみてくださいね!
最後に・・・
読書感想文はめんどくさいもの…と思われがちです。
しかし本を読むことで自分の世界が広がります。
また、文章を書くことで自分の気持ちや考えを、正確に伝える練習をすることができます。
大人になると、文章を書く力や、自分の気持ちや考えを伝える力が重要になります。
めんどくさがって適当に書いたりせず、ぜひ時間をかけて取り組んでみてください♪
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