
「小学校のテストでは、いつも80~90点以上取れている。だから、中学校に入っても大丈夫」
そう思っている保護者の方も多いのではないでしょうか。
もちろん、学校のテストでしっかり点数を取れていることは、とても大切なことです。
ただ、中学校に入ると、学習内容だけでなく「問題の出され方」や「自分で勉強すること」も大きく変わります。
小学校では、学習した直後の単元ごとのテストが多い一方、中学校では、以前に習った内容と新しく習った内容を組み合わせて問われることも増えていきます。
そのため、「今、テストで何点取れているか」だけではなく、「中学校で自分で学んでいくための力が身についているか」を確認しておくことが大切です。
今回は、中学入学前に確認しておきたい4つのポイントをご紹介します。
- 小学校のテストで点が取れていても、中学校で困ることがあるのはなぜ?
- 中学入学前に確認したい4つのポイント
- 「できているから大丈夫」だけではなく、「これから自分で学べるか」を見る
- 忙しい保護者の方が、一人で勉強を教える必要はありません
- 明光義塾では、「できた・できない」だけで終わらせません
小学校のテストで点が取れていても、中学校で困ることがあるのはなぜ?
小学校のテストで80~90点以上取れているなら、「勉強は順調」と感じるのは自然なことです。
ただし、小学校と中学校では、学習の進み方やテストの出され方が変わります。
小学校では「習ったばかりの内容」を確認するテストが多い
小学校のテストは、学習した直後に、比較的狭い範囲で行われることが多くあります。
そのため、授業で習ったことや、練習した問題を思い出しながら解くことで、点数を取れることがあります。
もちろん、それは悪いことではありません。
ただ、「今習っていることができる」ということと、「以前習ったことも使いながら、自分で考えて解ける」ということは、同じではありません。
中学校では、以前に習った内容と組み合わせて考える場面が増える
中学校では、これまでに学んだ内容を使いながら、新しい問題を解く場面が増えていきます。
そのため、単元ごとの練習では解けていても、複数の内容が組み合わされたときに、「どの知識を使えばいいのか分からない」ということが起こる場合があります。
だからこそ、中学入学前には「今、何点取れているか」だけではなく、「どのように考えて問題を解いているか」を確認しておくことが大切です。
中学入学前に確認したい4つのポイント
では、具体的にどのようなところを見ればよいのでしょうか。
ここでは、教科ごとの先取りではなく、中学校で自分から学んでいくために必要な4つの力として考えてみます。
1.正確に解く力が身についている?
まず確認したいのが、「答えを出す力」だけではなく「正確に解く力」です。
例えば、算数の問題を解くとき、
・途中式を書かず、頭の中だけで計算する
・分数や小数の計算ミスが多い
・答えは合っているけれど、どのように考えたのか説明できない
ということはありませんか?
小学生のうちは、頭の中で計算できることが「計算が速くてすごい」と評価されることもあります。
しかし、問題が難しくなってくると、頭の中だけで処理することが負担になっていきます。
途中式を書いておけば、どこまで合っていたのか、どこで間違えたのかを自分でも確認できます。
また、途中式が残っていれば、先生も「計算のどこでつまずいているのか」を確認できます。
「答えが合っているか」だけではなく、「どうやって答えを出したか」にも目を向けてみましょう。
2.問題を読み取る力が身についている?
次に確認したいのが、問題文から必要な情報を読み取る力です。
例えば、算数の文章題になると、
「何を求めればいいのか分からない」
「問題文を最後まで読まない」
「数字だけを見て計算を始めてしまう」
ということはありませんか?
これは、算数だけの問題ではありません。
国語の文章を読むことを面倒がる子は、算数の文章題や理科・社会など、文章を読んで情報を整理する必要がある問題でも苦労することがあります。
「国語は苦手だけど、算数は得意だから大丈夫」とは限りません。
中学校では、問題文を読み、条件を整理し、何を求められているのかを考えてから解く場面が増えていきます。
そのため、中学入学前から「問題文を読む」「大切な情報を見つける」「何を聞かれているのか確認する」という習慣をつけておくことが大切です。
3.「なぜそうなるのか」を確認できている?
小学校のテストでは、学習した単元ごとに出題されることが多いため、授業で習った解き方を覚えていることで点数を取れることがあります。
ところが、中学校では、以前に習った内容と新しく習った内容を組み合わせて考える問題も増えていきます。
そのときに大切になるのが、「解き方を覚えているか」だけではなく、「なぜその方法を使うのかを理解しているか」です。
例えば、
「この問題は、この公式を使う」
と覚えているだけでは、少し問題の形が変わったときに、どの方法を使えばよいのか分からなくなることがあります。
「どうしてこの式になるの?」
「どうしてこの答えになるの?」
と聞かれたときに、自分の言葉で説明できるか。
ここも、中学校に入る前に確認しておきたいポイントです。
4.中学入学前に「自分で勉強する習慣」を確認しよう
そして、4つの中でも特に大切にしたいのが「自分で勉強する力」です。
例えば、
・言われなくても宿題に取りかかれる
・丸つけをして、間違いを直すところまでできる
・分からない問題をそのままにしない
この3つはできていますか?
中学校に入ると、学習内容が難しくなるだけでなく、自分で勉強する場面も増えていきます。
宿題を「やった」で終わらせるのではなく、
「間違っているところはないか」
「なぜ間違えたのか」
「分からないところはどこなのか」
まで自分で確認できることが大切です。
もちろん、最初からすべて一人でできる必要はありません。
大切なのは、「分からないままにしない」「自分の理解度を確認する」という習慣を少しずつ身につけていくことです。
「できているから大丈夫」だけではなく、「これから自分で学べるか」を見る
ここまで読んで、
「うちの子、結構当てはまるかも……」
と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、ここで大切なのは、「できていないからダメ」と考えることではありません。
中学校に入ってから大きくつまずく前に、今の状態を知ることができた。
それだけでも、大きな一歩です。
小さなつまずきが、自信を失うきっかけになることも
子どもは、分からないことが少しずつ増えていくと、
「自分は勉強が苦手なのかもしれない」
と感じ始めることがあります。
そして、分からないことが増えるにつれて、
保護者から注意される機会が増えたり、
勉強そのものを避けるようになったりすることもあります。
小さなつまずき
↓
分からない問題が増える
↓
「自分は勉強が苦手」と感じる
↓
注意される機会が増える
↓
勉強そのものを避ける
↓
さらに分からなくなる
こうした悪循環を防ぐためにも、大きくつまずいてから対応するのではなく、小さなつまずきの段階で「分かった」「できた」という経験を積んでおくことが大切です。
忙しい保護者の方が、一人で勉強を教える必要はありません
「仕事や家事が忙しくて、子どもの勉強を細かく見てあげられない」
そう感じている保護者の方もいらっしゃると思います。
でも、毎日の勉強をすべて保護者の方が教える必要はありません。
まずは「気づくこと」から始めてみましょう
「最近、文章題になると時間がかかるな」
「計算ミスが少し増えてきたな」
「宿題を言われないと始めなくなったな」
そんな小さな変化に気づいてあげることも、子どもの学習を支える大切な一歩です。
そして、気になることがあれば、学校や塾など外部の力を借りても構いません。
保護者だけで抱え込む必要はありません。
明光義塾では、「できた・できない」だけで終わらせません
明光義塾では、問題の答えだけを見るのではなく、
「なぜそう考えたのか」
「どこでつまずいたのか」を確認しながら、
一人ひとりの理解度に合わせて学習を進めます。
また、〇・△・×などを使って、自分自身の理解度を確認することも大切にしています。
「分からないところを先生に聞く」だけではなく、
「自分は何が分かっていて、何が分からないのか」を自分で把握できるようになること。
それが、中学校以降の「自分で学ぶ力」につながっていきます。
中学入学前に、お子さまの学習状況を一度確認してみませんか?
中学入学前の今だからこそ、点数だけでは見えないお子さまの学習状況を一度確認してみませんか?
「小学校のテストでは点数が取れているけれど、中学校に向けて少し気になることがある」
そんな段階でのご相談でも大丈夫です。
明光義塾では、お子さまの現在の学習状況を確認しながら、これからどのように学習していけばよいのかを一緒に考えます。
無料体験授業もご用意しています。
中学校で「分からない」が増えてからではなく、今のうちに「分かった」「できた」を増やしていきましょう。
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