こんにちは。明光義塾のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、中学受験を予定していない小学生のお子さまをお持ちの保護者の皆さまへ向けて、「学力以外に塾で育てられる力」についてお話しさせていただきます。
夏休みは1カ月以上のまとまった時間が確保できる、貴重な学びの機会です。
長期休暇のこの時期だからこそ、普段の学校生活では育みにくい「非認知能力」や「学びの土台となる力」をしっかり伸ばすことができます。中学受験をしなくても、「今後の学び」や「自分らしい将来」に向けた準備は、この夏から始められます。
- 中学受験をしない=勉強しなくていい、ではありません
- 「個別指導だからこそ育つ力」があります
- 夏休みだからこそ伸ばせる「3つの力」
- 保護者の方ができる「学びを支える関わり方」
- この夏を「一生の学びの土台」に
中学受験をしない=勉強しなくていい、ではありません
「うちは中学受験をしないから、そこまで勉強を急がせなくてもいいと思っていて…」
保護者の方から、よく耳にするお声です。たしかに、受験という明確な目標がない場合、学習に対する優先順位が下がりがちです。
しかし、実はこの「受験に縛られない時期」こそが、お子さまの学びに対する姿勢や自立心、コミュニケーション力など、人生において大切な土台を育むゴールデンタイムなのです。
明光義塾では、ただテストの点数を上げることを目的にするのではなく、お子さまの未来に役立つ「学ぶ力」を育てることを重視しています。
「個別指導だからこそ育つ力」があります
学校教育は、基本的に「集団授業」を前提としています。
これは社会性や協調性を育む場として非常に大切な機会ですが、その一方で、「自分の理解度に合った進み方ができない」「自分の考えをゆっくり言葉にする時間がない」といった課題もあります。
そこで個別指導の価値が発揮されます。明光義塾では、お子さま一人ひとりのつまずきや関心に講師が丁寧に向き合い、「一対一の対話」を通して思考を深めていく指導を行っています。
このような個別のやり取りを重ねることで、お子さまは自分のペースで理解を積み重ね、「わかったつもり」を防ぎながら、自信を育てていくことができるのです。学校では得がたいこの「対話による学びの深化」こそ、塾でしか得られない価値といえるでしょう。
夏休みだからこそ伸ばせる「3つの力」
1カ月以上ある夏休み。この期間に、学力とともに育てたい3つの力についてご紹介します。
① 計画を立てて行動する「自己管理力」
学校がある期間は、毎日時間割が決まっており、先生や保護者の声かけが行動の軸になります。しかし夏休みは、自分で時間を管理しなければ、あっという間に一日が過ぎてしまいます。
明光義塾では、夏期講習の最初に「自分だけの学習スケジュール」を室長と一緒に立てることから始まります。
たとえば、
「午前中に塾で復習を中心に勉強し、午後は家で塾の宿題を進める!」
「毎日朝の時間に学校の宿題のドリル2ページをやり、塾の授業で実施しているかをチェック!」
「8月中旬の漢字検定に向けて、毎日20問ずつ漢字を覚え、塾で毎回小テスト!」
といった、自分で「やる!」と決めたルールに沿って行動する経験を積むことで、自然と自己管理力が養われていきます。
これは中・高生になったときの【部活動と勉強の両立】や社会人になったときの【優先順位のつけ方】に非常に役立つ力です。
塾で一部をサポートするので、「計画を立てて実行すると成果が出る」ことを体感し、成長実感を持つことができ、それ自体が【継続力】につながります。
② わからないことに向き合う「課題解決力」
「わからない」「できない」と感じたときに、投げ出さずに取り組む力は、すべての学習の土台になります。
明光義塾の個別指導では、講師がすぐに答えを教えるのではなく、お子さま自身が考え、調べ、気づき、試行錯誤する時間を大切にしています。
たとえば、算数の応用問題に挑戦した際、ただ正解を得るのではなく、「どこでつまずいたのか」「どうすれば解けるようになるか」を一緒に整理することで、「困難に対して前向きに向き合う力」が育ちます。
これは、学校の教科を超えて、これからの人生でぶつかるさまざまな課題に対処するために必要不可欠な力です。
③ 人と関わり、自分の考えを伝える「コミュニケーション力」
個別指導は講師との対話が中心です。質問の仕方、自分の考えの伝え方、わからないことを素直に話す力――これらも、すべて学びの一部です。
「間違えることは悪いことではない」と感じられる環境で、自信を持って話せる経験は、自己肯定感にもつながります。
また、学んだ内容を講師に説明してみる「アウトプット学習」を通して、「伝える力」「聞く力」も自然と伸びていきます。
学校ではなかなか一人ひとりに与えられにくい「対話の時間」を、個別指導では日常的に経験することができるのです。
保護者の方ができる「学びを支える関わり方」
夏休みにお子さまの学びを深めるためには、塾での学習だけでなく、ご家庭での関わり方も大切です。以下のようなサポートを意識してみてください。
◆「今日はどんなことを学んだの?」と、学習内容に興味を持って聞く
◆「自分で考えてやりきったこと」を見つけて褒める
◆「何に困っているか」を一緒に整理する
こうした声かけは、お子さまにとって「自分の学びが認められている」という実感につながります。保護者の方の存在は、どんな指導よりも大きな安心感をもたらします。
この夏を「一生の学びの土台」に
「勉強を頑張らせたいけれど、目標が定まっていない」
「自分で考える力や、前向きに取り組む姿勢を育てたい」
そうお考えの保護者の皆さまこそ、ぜひこの長い夏休みをうまく塾を活用してお子様の力を伸ばしましょう。
学力はもちろん、これからの時代に必要な「自分らしく学び続ける力」を育む場所として、私たち明光義塾はお子さま一人ひとりに寄り添います。
ぜひ、教室見学や無料体験授業にお越しください。この夏、きっと新しい「学びとの出会い」が待っています。