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2025年度大学入試の最新動向と夏期講習の重要性〜受験を成功に導くために、今、知っておくべきこと〜

こんにちは!
明光義塾 元教室長で進学アドバイザーの木村です。

今回は、2025年度の大学入試最新の動向とともに、受験生にとってこの夏がいかに重要かをお伝えいたします。

大学受験は「情報戦」であり、早めの準備と的確な対策が合否を大きく分けます。

お子さまの進路をサポートするうえで、保護者の皆様にもぜひご一読いただきたい内容です。

 

 

■ 大学入試は変化の真っただ中

今年度の大学入試では、受験者数が7年ぶりに増加し、現役高校生の共通テストの志願率は45.5%と過去最高となりました。

特に、私立大学専願の浪人生は共通テストを避ける傾向があり、共通テストは現役生同士の勝負になりつつあります。

また、2025年度入試の共通テストでは「変更された科目」や「新科目」は平均点が高く、特に新設科目「情報I」は平均が約7割と高水準

一方で、「数学ⅡBC」はやや難化し、平均点が下がるなど、科目ごとの難易度差も顕著になっています。

2026年度からはさらに難化が予想されており、今からの対策が一層重要です。

押さえておきたいポイントは、文科省「高校3年の1年間で対策できる入試ではなく、高校3年間継続して努力してきた子を救う入試に制度を切り替えたからこそ、高1・2年からの対策が最終的な【合否の差】となるということです。

 

■ 国公立大・私立大ともに志願者が増加傾向

国公立大学では、特に地元志向や経済的な事情も影響し、出願数が増加傾向にあります。大学ごとのばらつきはありますが、地方大学では志願倍率が前年比で130%を超える大学もあり、厳しい競争が見込まれます。

私立大学においても、一般的に言われる有名大学は志願者が増加傾向にあります。その背景には、共通テストの平均点上昇により「もう一校チャレンジしてみよう」という動きがあるほか、教育課程の変更に伴う受験スタイルの変化も影響しています。

 

■ 総合型・学校推薦型選抜の拡大

大学入試は「一般選抜」だけでなく、「総合型選抜」「学校推薦型選抜」といった方式の存在感が年々高まっています。

国公立大でも推薦枠が拡大しており、私立大では入学者の半数以上がこれらの方式での合格者というデータも出ています。

例えば東洋大学では、学力試験と調査書だけで評価される推薦方式に約2万人が志願。倍率は35倍にもなりました。つまり、こうした推薦型の試験であっても、一定の学力がなければ合格は難しいという現実があります。

保護者としては「推薦なら安心」と思われがちですが、実際は戦略的な学習と早期の準備が求められる入試方式です。評定平均や志望理由書、小論文・面接といった準備項目も多く、「計画的な対策」がカギとなります。

 

■ 苦手科目の放置は命取り

大学入試では「1点」が合否を分けると言われています。

実際に、関西大学商学部では、合格者の24%が「最低点+10点以内」に集中していたというデータがあります。

わずかな点差で合否が決まる世界では、苦手科目の克服は避けて通れません
「得意科目で苦手をカバーすればよい」という声も聞かれますが、極端な苦手科目があると、それが大きな足かせとなります。
特に、数学・英語・国語といった基幹科目の対策は、今すぐにでも始めておくべきです。

高3の受験直前期は、得意科目でいかに合計点を引き上げるかが合格のカギになるため、「苦手科目」に時間をかけることができません。よって、高3の夏期講習までに《得意科目の足を引っ張らない程度》に苦手科目の克服をしておく必要があります。

 

■ 夏こそ学力を飛躍させる絶好のチャンス

高校3年生にとって、夏は「受験の天王山」とも言われる重要な時期です。特にこの夏は、次の3つのテーマが柱になります。

  1. 基礎からの体系的な学習

    前述の通り、苦手科目の底上げと、受験に必要な知識の整理が急務です。
    明光義塾では、映像教材「MUSE」を活用して効率的なインプットを行い、その後の個別指導でアウトプットへとつなげていきます
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  2. 共通テスト・二次試験への対応力の強化

    読解力・要約力・資料分析力といった共通テスト特有のスキルが求められます。MUSEではこれらを体系的に学べる講座を設けています。
  3. 総合型・推薦型選抜の対策

    志望理由書や面接、小論文など、一般選抜とは異なる準備が必要です。
    明光義塾では、「志望理由書添削キット」などを活用し、個別にきめ細やかな対応をしています。

■ 高1・高2も「今」が勝負どころ

「まだ高1・高2だから大丈夫」と思われるかもしれませんが、大学入試においては“早期始動”が大きなアドバンテージになります。

特に英語は、共通テストで求められる単語数が年々増加傾向にあり、早めの対策が得点差に直結します。

この夏には、以下のようなテーマで講座をご用意しています

  • 英単語・英文解釈・リスニング入門(英語強化)
  • 弱点科目の克服(高校進度対応・基礎現代文など)
  • 現代文の読解・要約・資料分析力の育成

大学入試は、知識だけでなく「情報処理能力」や「問題適応力」といった総合力も問われます。すぐに身につく力ではないからこそ、早くからしっかりとした準備を行うことが合格のカギです。

 

まとめ

以上いかがだったでしょうか。
どの学年の高校生にとっても、未来を見据えた《この夏の対策》が重要であることがお分かりいただけたと思います。

明光義塾では、MUSEを活用した夏期講習を通して、お子さまの志望校合格に向けて全力でサポートいたします。

MUSEは予備校と同じ授業をお子様のスケジュールに合わせて受講していただくことができます。
ですので、部活動を頑張っている高校生にはピッタリの授業です。

明光に通っている高校生の多くが【MUSE】と【個別指導】をうまく活用して受験対策をしています。

気になる方は、ぜひお近くの明光義塾までお問い合わせください。

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