こんにちは!
夏休みに入りましたね。
夏休み前に通知表を持って帰ってきました!というご家庭も多いですよね。
(前後期制の方はまだですね。)
一喜一憂の通知表、ただ「よかったね」「悪かったね」、で終わるのではなく、2学期に活かすにはどうすればよいのか。
今回は、【中学生向け】通知表の活用方法を解説いたします♪
1、通知表の見方
まずはどのように評価が決められているのか知りましょう。
いわゆる、1~5までの数字で総合的に判断されるのが【評定】です。
観点別の達成率をABCで表すのが【評価】となります。
観点別学習状況の達成率である【評価】をもとに、総合的に【評定】が決まります。
評価の達成率
A:80%以上
B:50%以上80%未満
C:50%未満
評定の達成率
5:十分満足できるもののうち、特に程度の高い状況と判断されるもの(90%以上)
4:十分満足できるもの(80%以上90%未満)
3:おおむね満足できる(50%以上80%未満)
2:努力を要する(20%以上50%未満)
1:一層努力を要する(20%未満)
この評定を決めるときにも、観点ごとに比重が異なります。
技能4科目(音楽・美術・保健体育・技術家庭)については、 【技能】の観点に比重が置かれています。
例えばこの音楽の観点を見てみましょう!
・音楽への関心・意欲・態度
・音楽的な感受や表現の工夫
・表現の技能
・鑑賞の能力
の4つの観点がありますが、どれも同じ比率ではありません。
3つ目の【表現の技能】が40%、ほかの3つの観点が20%で評価が決まります。
つまり、音楽については歌だったり、楽器だったりの技能に比重が置かれています。
2、通知表のあげ方
高校受験に重要なこの通知表、一つでも多くあげたいですよね。
具体的な評価のあげ方を、観点別に見てみます。
関心・意欲・態度
・しっかり時間通りに着席しているか。
・机の上に必要な勉強道具はそろっているか。(忘れ物はないか)
・授業で発言したり、積極的に学習しようとする姿勢が見られるか。
・提出物は、期日内にしっかりと中身が完成して提出しているか。
とくに提出物は、期日内であることはもちろん、中身がきっちりと完成していることも大切です。適当にやって出しただけでは関心・意欲・態度はあがりません。
ですが、この関心・意欲・態度は苦手科目であってもA評価をとることができます。
なにせ当たり前のことが当たり前にできていればいいのです。
逆に、B評価やC評価ということは、お子様の勉強する姿勢が整っていないのではないかと考えることもできます。
お子様の通知表の関心・意欲・態度はとくに注意してみるべき観点です。
「授業中はお友達と話したりしていない?」
「先生の話にうなずいたりできてる?」と聞いてみてください。
忘れ物については、学校用のメモ帳に持ち物をメモする習慣をつけるなど行動に工夫をしましょう。
思考・判断・表現
・レポートなどを作成するときに自分の考えを深めることができているか
・記述問題について、自らの言葉で答えることができる
レポートを作成するときに、自分の考えを積極的に表現できているかを見ます。
例えば文章を書くのが苦手だと、どうしても最低限のことしか書けずに終わってしまう、ということもあるかと思います。
拙い文章であっても、自分はしっかりと考えました!ということをアピールすることが大切です。考えうる最大限のことを記入しましょう。
また、定期テストの記述問題は空欄になっていませんか?
なんとなく難しそうだから…、と空欄にしてしまう生徒がいます。
わからないから書かない、は禁物です。
技能
・授業で学んだことを自分で活用することができるか
・応用問題にも適応できるか
授業で学習したことが、きちんと理解できているかを判断します。
主に小テストや定期テストの結果を見ます。
それから理科などは教科書で学んだ器具の取り扱いが正しくできているか、なども見ます。
知識・理解
・理解できるノートになっているか
・ワークなどで知識をしっかり理解できているか
・定期テストで答えることができているか
先生が板書したこと+αができるとよいです。
例えば
・クラスメイトの発言もメモしておく
・「ここは大切」と先生が言ったところについて、「大切」「重要」などと書き足す
ちょっとした工夫をすることで、テスト勉強の時に使えるノートになります。
ノート提出の評価もあがること間違いナシです!
参考になったでしょうか?
明光義塾では、通知表のあげ方についてもアドバイスを行っています。
一人ひとり、通知表のあげ方は異なります。
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