こんにちは!明光義塾です。
今回は、簡単にできるストレス緩和対策をご紹介します!
今年は、コロナの影響でこれまでの生活ができず、大人も子どももこれまで以上のストレスを抱えています。
こんな時だからこそ、お子さんと一緒に自分の気持ちを言葉にしてストレスを緩和しましょう。
1.【感情のラベリング】とは
感情のラベリングとは、自分自身か今感じていることを言葉に置き換えて表現すること。
例えば
「入試が近づいてきて、不安になってきた」
「●●君の態度について、ムカついている」
このように感情を言葉に置き換えることで、恐怖や不安を和らげ、ストレスを緩和したり、ストレス耐性を高めたりする効果があるといわれています。
これは、感じていることを言葉に置き換えて表現することで、人間の恐怖心や攻撃性を司る脳の部位「偏桃体」の活性を抑えられるから。
仕事や勉強などの日常生活で、不安に感じる出来事や人・物などについて、頭の中や口に出して言語化することで、恐怖心やイラつきを抑えることができます。
2.【感情のラベリング】の方法
感情を表現することに慣れていない私たち日本人には、感情のラベリングは慣れないと難しい!
そして、特に子どもの場合は語彙力が少ないためうまく表現できません。
ここでは、簡単にできる感情のラベリングの方法をご紹介します!
①感情の選択肢を用意しておく
「怖い」「悲しい」「苦しい」「つらい」「ムカつく」「嫌い」「恥ずかしい」「悔しい」「嬉しい」「楽しい」など選択肢を用意しておくとラベリングしやすくなります。
②感情の選択肢を深めていく
用意した選択肢から今の感情に近いものを選び、さらに他の言葉に言い換えていきます。
例えば
「怖い」は「委縮する」「足がすくむ」「焦る」「心配」
表現豊かに自分の気持ちを言語化できる人ほど、感情的にならずストレスをうまく緩和することができます。
③子どもがモヤモヤしていたら子どもの代わりに表現する
子どもたちはまだ語彙力がないためうまく表現できない場合があります。
ですから、代わりに表現してあげましょう。
「今日はとても疲れているみたいね」
「テストが近づいてきたから焦っているのかな」
「部活でうまくいかなくて苦しいのね」
これをすることによって、子ども自身が今持っている気持ちに冷静に向き合うきっかけになります。
3.最後に
幼少期の癇癪の原因の一つは、自分の気持ちをうまく表現できず、分かってもらえないことによるものだといわれています。
そのため、癇癪の対策として推奨されるのが【気持ちの代弁】。
実際、うちの息子には【気持ちの代弁】は効果テキメンでした。
気持ちを言葉に置き換えることで、自分の感情を自覚しモヤモヤが軽減する。
大人も子どもも今日から実践して、自分の感情を見つめてストレス緩和を習慣化しましょう。
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